空ノページ

ライトノベルを中心に活動中の作家、空埜一樹のブログです

新作発売:魔王使いの最強支配

毎度! 空埜一樹です。

艦これイベントも無事に終わり、気持ちも晴れやかな今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
新しい艦娘も迎え、強い装備も手に入れられて、いやー、本当に素晴らしいですね!

ただし今回のイベントを考えた奴は絶対に許さんからな。

……。

さて、今回は宣伝ブログとなります!!(にじみ出る怨嗟を掻き消すような爽やかさで)

10月1日にHJ文庫さんから「魔王使いの最強支配」という新作が発売されます

firecross.jp

 

肝心の内容はと言いますと――。

 

魔族と人間が対立する世界。
魔族は君主である「魔王」を筆頭に「権能」と呼ばれる特殊能力を武器にして、人間領域を侵攻。
人間側はそれに、創造主から与えられた「ジョブ」「スキル」なる不可思議な力をもって対抗しています。
ジョブを持ち、人々の依頼を受けて活動する者達は「冒険者」と総称されるのですが、
各国の王は特に優れた冒険者に対し「勇者」の称号を授与。
打倒魔王軍の任を命じる代わりに、手厚い支援を約束しています。

主人公ルインは、そんな稀少な「勇者」である幼馴染のクレスを筆頭にしたパーティの一員。
しかし彼は、クレスから突然に「無能は要らない」と追放されてしまいます。
その理由は、ルインが、異形の存在にして人類のもう一つの敵である「魔物」を配下に出来る「魔物使い」というジョブを持っているにもかかわらず「魔物を一匹も仲間に出来ない」という欠点をかかえていた為。
ルインはそれでも努力を重ね、スキルを使わずともパーティを陰で支える存在となっていましたが、勇者パーティの条件は「全員が冒険者ギルドによってAクラス以上の資格を与えられている」こと。
どれだけ実力があってもスキルを扱えないルインはBクラス以上にはなれず、足手まといとして見放されてしまうのでした。

失意のままにパーティを去ったルインですが、その後、あることをきっかけに古びた廃城へと足を踏み入れることになります。
そこで出逢ったのは、鎖に縛られた結晶体の内部に閉じ込められた、謎の女性。
瞬間、ルインの目の前にジョブを持つ者だけが見える女神からの言葉が文字となって浮かび上がります。

『条件を達成。【魔物使い】は【魔王使い】へとクラスチェンジしました』

魔王使いとは? と疑問を抱きながらも、彼が鎖に触れるとそれは消し飛び、女性は結晶体から解放。
目が覚めた彼女が言うには、自分は過去、勇者によって封印されていた最古にして最強の「死の魔王」サシャであるという。
ルインが驚いている間に、魔王使いであることを知ると、問答無用で襲い掛かってくるサシャ。
しかし、彼がスキルを発動すると、信じられないことにサシャを――魔王をテイム、つまりは配下にしてしまうのでした。
魔王使いとは、魔物ではなく魔王を仲間に出来るジョブ。
あっという間にルインの命令に逆らえない存在となってしまったサシャは、その屈辱に歯を噛み締めます。

サシャを含め、各地で封印されている魔王は全部で七人。
全てをテイム出来れば、それこそ世界すら手にすることが可能になる。

ですがその後、ルインはあることをきっかけに、魔族に隠された真実を知ります。

魔族は、その全てが人間に敵意を持っているわけではない――。

ならば、と彼は自らの目的を定めました。
人間と魔族、共に手を取り合って生きることも出来るはずだ、と。

自らの欲ではなく、大義の為に力を使おうと決めたルイン。
そんな彼を、かつて「人間と魔族が共存する国」を治めていたというサシャは態度を一変。
ルインを認め、協力することを誓います。

かくして魔王使いと魔王、人間と魔族の相容れないはずの二人は、相棒となって旅立ちます。
人と魔族の融和という、途方もない夢を叶える為に。


といった感じになっております!
「異種族同士の対立と共存」というテーマは以前ずっとやりたかったことでもありますので、気合入れて書かせて頂きました。
あと、威厳たっぷりだけど、どこか抜けてる魔王様とか!
勇者パーティに居たけど、ルインのことが好きで彼を追いかけてきちゃうおっぱい大きい幼馴染とか!
感情を表に出さないクール系の謎の女の子とか!
「不断の努力によって培った能力+超級能力の合わせ技」で敵を圧倒する主人公とか!!
色々いますので何卒!!

まあ、シナリオとかキャラとかが、こっちの思惑通りに読んだ方に伝わるかかどうかということに関しては!
それはもう!!

 

なんかこう、良い感じのアレでお願いできればと!!!!!!!!!!!!!

(都合悪い奴ほど大きい声で誤魔化そうとする)


HJ文庫さんの特設サイトで詳しい情報が掲載されていますので、そちらも是非!

 

firecross.jp


立ち読みもあるよ!

 

宜しくお願いします!!!
買ってください!!!!!!!!!!!!!