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ライトノベルを中心に活動中の作家、空埜一樹のブログです

ゲーム備忘録:ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD

どうも! 空埜一樹です。

HJ文庫から「魔王使いの最強支配」という新作が出てますので、良かったら買ってね!

firecross.jp

良くなくても買って下さい!
いや嘘ですごめんなさい調子乗りました!!

というわけで久しぶりのゲーム備忘録です。
忘れていたとか面倒くさがっていたというわけではなく、マジで仕事的なものが立て込んでいたのでさすがに書けませんでした。
まあ、元々趣味でやってるようなものですし、見てる人もあまりいないと思うから……いいかなって……。
そういう甘えが……人をつけあがらせ……傲慢にさせ……やがて憎しみ合い……争い……世界は滅びる……。

事を大きくして本質を曖昧にしたところで本題です。

今回は「ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD」。
ニンテンドースイッチで発売中です。
HDという名から分かる通り、元々はWiiで発売されていたソフトでした。
その頃にもプレイはしていたんですが、何分、10年くらい前のことなので内容はほぼ記憶の彼方にある砂塵の下に埋もれて幾星霜。
新鮮な気持ちで遊ぶことが出来ました。

ゼルダに関してはもう説明不要だとは思いますが、任天堂が出している名作アクションゲームシリーズです。
ゼルダってゼルダが主人公じゃない」というあるあるも使われ過ぎて端っこの方が丸くなってますね。
ちなみにぼくが一番好きなゼルダは「夢を見る島」です。エンディングを含めて最高。
次点が神々のトライフォースなんですが、その次にブレスオブワイルドがくるか、今回のスカイウォードソード
くるか。それくらい上位に位置するお気に入りの作品です。

なぜそこまで好きなのか、を語る前にまずは概要を。
(ネタバレ入るので未プレイな人は読まない方がいいです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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空に浮かぶ島に暮らす、騎士見習いの少年リンク。
彼は幼馴染のゼルダと共に平和に暮らしていたが、ある日、彼女は謎の竜巻に恐れて行方不明に。
彼はゼルダを救う為、伝説の剣「スカイウォードソード」を引き抜き、禁忌の地と言われた「地上」へと向かう。
その先に、隠された真実が待っているとも知らずに――。

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というものになっております。

ゼルダをプレイ済みの人にとってはお馴染みですが、アクションRPGとなっておりまして、剣を振り振り魔物を倒し、弓を引き引き的を射貫き、爆弾仕掛けては逃げ遅れて吹っ飛ぶ、そんな内容です。

前作がWiiで出た関係上、基本、操作はリモコンを使ったものになっています。
要はスイッチのコントローラーを振ればゲーム内のリンクも剣を振り、盾を持つ手を前に出せば彼も出す、という風に連動した形になっているわけですね。

とは言えproコントローラーにも対応していますので、いつもと同じ感じでプレイすることも可能です。
ただ、元々がWiiコントローラーで遊ぶ前提のものになっていますので、やっぱりどうしても、やりにくさはありますね。
バーを弾くことで剣を振る方向を決められるんですが、必殺技の回転斬りや敵に止めを刺す際には「バーを素早く左右に振る」などの操作を求められ、それが中々に上手くいかない。
慌てていると特に間違えるので、割と結構、ストレスが溜まりました。無駄に攻撃を防御してくる敵とかいるし。
あのトカゲには何度もネットにさらしてはいけない暴言を吐きそうになりました。

ただ本作においてプレイのし辛さなんてものは、取り立てて注目する部分ではありません。
やりにくいなんていっても嫌になる程でもないし、それを超えて尚、知るべきものがあります。
そう。それはストーリーです。
スカイウォードソードは、ゼルダというシリーズを愛している人には是非ともやって頂きたい要素が含まれているんです。

 

それはつまるところ「原点」。

 

ゼルダの伝説は、現在のところ全てのシリーズにおいて「リンク」という主人公と「ゼルダ」というヒロインを中心にした
物語が展開されています。
世界観やシナリオラインは違っても、そこだけは共通しています。
(例外あるかもしれないけど、少なくともぼくは知りません)

これはつまるところ長期シリーズのお約束というか、いわゆる「スターシステム」というものだとぼくは思っていました。

スターシステム=元々はハリウッド映画で使われていた用語。今回の場合、
世界観やキャラは違っても出てくる登場人物の外見、名前は同じという体の作品のことを指す。物語をテレビドラマのように設定し、出てくるキャラを「スター=俳優」にしている構造。手塚治虫先生の作品等で見られる)

なので特に疑問を抱くこともなくプレイし続けていたのですが、今回のスカイウォードソードにおいて、製作側はその状況に大きく踏み込みました。

 

「なぜどの作品においても、主人公がリンクで、ヒロインはゼルダなのか?」

 

その理由が、本作のラスト付近で明かされるんです。
知らずにやっていた十年前、ぼくは途方もない衝撃を味わいました。
それと同時に、今まで遊んできた全てのシリーズが違った側面を持つようになりました。

「ああ、そうか、そのせいでリンクとゼルダはどの世界でも戦っているのか……」

という感慨を抱きながら見ると、割とマジで、軽く泣きそうになります。

具体的な内容に関しては、実際に遊んで確かめて欲しいのですが、該当する部分だけでもスカイウォードソードはプレイする価値があると思います。

それ以外のことについては正直、面白くはあるものの、「ああ、いつも通りのゼル伝だ」となるのですが、シナリオがとんでもない破壊力を持っている為、未だぼくの中のランキングで相当な上位に喰い込んでいるというわけです。

以上。

この感動は人から聞くより、自らで体験したが段違いのレベルで心に響くと思いますので、
ぜひともやってみて下さい!

 

firecross.jp

あと「魔王使いの最強支配」も買ってね!!!!!!!!!!!!!

よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!