はじめに
ここはライトノベルを中心に活動中の作家、空埜一樹のブログです。
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著作リスト↓
最新作
勤労魔導士が、かわいい嫁と暮らしたら? 3
(HJ文庫)
伝説の救世主の保護者
死なない男に恋した少女 1〜7
シンマと世界と嫁フラグ 1〜6
扉の魔術師の召喚契約 1〜5
邪神攻略者の戦技教導 1〜4
世界最強は家族と仲良く出稼ぎ中! 1〜4
超! 異世界学級!! 1〜2
勤労魔導士が、かわいい嫁と暮らしたら?
「はい、しあわせです!」 1〜3
逆道の覇王戦記 1〜3
無双竜撃の継承者 1
英雄世界の英雄譚<オリジナル> 1
伝説の救世主の保護者1
双星の異端騎士 1〜2
ゲーム備忘録:ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD
どうも! 空埜一樹です。
HJ文庫から「魔王使いの最強支配」という新作が出てますので、良かったら買ってね!
良くなくても買って下さい!
いや嘘ですごめんなさい調子乗りました!!
というわけで久しぶりのゲーム備忘録です。
忘れていたとか面倒くさがっていたというわけではなく、マジで仕事的なものが立て込んでいたのでさすがに書けませんでした。
まあ、元々趣味でやってるようなものですし、見てる人もあまりいないと思うから……いいかなって……。
そういう甘えが……人をつけあがらせ……傲慢にさせ……やがて憎しみ合い……争い……世界は滅びる……。
事を大きくして本質を曖昧にしたところで本題です。
今回は「ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD」。
ニンテンドースイッチで発売中です。
HDという名から分かる通り、元々はWiiで発売されていたソフトでした。
その頃にもプレイはしていたんですが、何分、10年くらい前のことなので内容はほぼ記憶の彼方にある砂塵の下に埋もれて幾星霜。
新鮮な気持ちで遊ぶことが出来ました。
ゼルダに関してはもう説明不要だとは思いますが、任天堂が出している名作アクションゲームシリーズです。
「ゼルダってゼルダが主人公じゃない」というあるあるも使われ過ぎて端っこの方が丸くなってますね。
ちなみにぼくが一番好きなゼルダは「夢を見る島」です。エンディングを含めて最高。
次点が神々のトライフォースなんですが、その次にブレスオブワイルドがくるか、今回のスカイウォードソードが
くるか。それくらい上位に位置するお気に入りの作品です。
なぜそこまで好きなのか、を語る前にまずは概要を。
(ネタバレ入るので未プレイな人は読まない方がいいです)
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空に浮かぶ島に暮らす、騎士見習いの少年リンク。
彼は幼馴染のゼルダと共に平和に暮らしていたが、ある日、彼女は謎の竜巻に恐れて行方不明に。
彼はゼルダを救う為、伝説の剣「スカイウォードソード」を引き抜き、禁忌の地と言われた「地上」へと向かう。
その先に、隠された真実が待っているとも知らずに――。
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というものになっております。
ゼルダをプレイ済みの人にとってはお馴染みですが、アクションRPGとなっておりまして、剣を振り振り魔物を倒し、弓を引き引き的を射貫き、爆弾仕掛けては逃げ遅れて吹っ飛ぶ、そんな内容です。
前作がWiiで出た関係上、基本、操作はリモコンを使ったものになっています。
要はスイッチのコントローラーを振ればゲーム内のリンクも剣を振り、盾を持つ手を前に出せば彼も出す、という風に連動した形になっているわけですね。
とは言えproコントローラーにも対応していますので、いつもと同じ感じでプレイすることも可能です。
ただ、元々がWiiコントローラーで遊ぶ前提のものになっていますので、やっぱりどうしても、やりにくさはありますね。
バーを弾くことで剣を振る方向を決められるんですが、必殺技の回転斬りや敵に止めを刺す際には「バーを素早く左右に振る」などの操作を求められ、それが中々に上手くいかない。
慌てていると特に間違えるので、割と結構、ストレスが溜まりました。無駄に攻撃を防御してくる敵とかいるし。
あのトカゲには何度もネットにさらしてはいけない暴言を吐きそうになりました。
ただ本作においてプレイのし辛さなんてものは、取り立てて注目する部分ではありません。
やりにくいなんていっても嫌になる程でもないし、それを超えて尚、知るべきものがあります。
そう。それはストーリーです。
スカイウォードソードは、ゼルダというシリーズを愛している人には是非ともやって頂きたい要素が含まれているんです。
それはつまるところ「原点」。
ゼルダの伝説は、現在のところ全てのシリーズにおいて「リンク」という主人公と「ゼルダ」というヒロインを中心にした
物語が展開されています。
世界観やシナリオラインは違っても、そこだけは共通しています。
(例外あるかもしれないけど、少なくともぼくは知りません)
これはつまるところ長期シリーズのお約束というか、いわゆる「スターシステム」というものだとぼくは思っていました。
(スターシステム=元々はハリウッド映画で使われていた用語。今回の場合、
世界観やキャラは違っても出てくる登場人物の外見、名前は同じという体の作品のことを指す。物語をテレビドラマのように設定し、出てくるキャラを「スター=俳優」にしている構造。手塚治虫先生の作品等で見られる)
なので特に疑問を抱くこともなくプレイし続けていたのですが、今回のスカイウォードソードにおいて、製作側はその状況に大きく踏み込みました。
「なぜどの作品においても、主人公がリンクで、ヒロインはゼルダなのか?」
その理由が、本作のラスト付近で明かされるんです。
知らずにやっていた十年前、ぼくは途方もない衝撃を味わいました。
それと同時に、今まで遊んできた全てのシリーズが違った側面を持つようになりました。
「ああ、そうか、そのせいでリンクとゼルダはどの世界でも戦っているのか……」
という感慨を抱きながら見ると、割とマジで、軽く泣きそうになります。
具体的な内容に関しては、実際に遊んで確かめて欲しいのですが、該当する部分だけでもスカイウォードソードはプレイする価値があると思います。
それ以外のことについては正直、面白くはあるものの、「ああ、いつも通りのゼル伝だ」となるのですが、シナリオがとんでもない破壊力を持っている為、未だぼくの中のランキングで相当な上位に喰い込んでいるというわけです。
以上。
この感動は人から聞くより、自らで体験したが段違いのレベルで心に響くと思いますので、
ぜひともやってみて下さい!
あと「魔王使いの最強支配」も買ってね!!!!!!!!!!!!!
よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
新作発売:魔王使いの最強支配
毎度! 空埜一樹です。
艦これイベントも無事に終わり、気持ちも晴れやかな今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
新しい艦娘も迎え、強い装備も手に入れられて、いやー、本当に素晴らしいですね!
ただし今回のイベントを考えた奴は絶対に許さんからな。
……。
さて、今回は宣伝ブログとなります!!(にじみ出る怨嗟を掻き消すような爽やかさで)
10月1日にHJ文庫さんから「魔王使いの最強支配」という新作が発売されます
肝心の内容はと言いますと――。
魔族と人間が対立する世界。
魔族は君主である「魔王」を筆頭に「権能」と呼ばれる特殊能力を武器にして、人間領域を侵攻。
人間側はそれに、創造主から与えられた「ジョブ」「スキル」なる不可思議な力をもって対抗しています。
ジョブを持ち、人々の依頼を受けて活動する者達は「冒険者」と総称されるのですが、
各国の王は特に優れた冒険者に対し「勇者」の称号を授与。
打倒魔王軍の任を命じる代わりに、手厚い支援を約束しています。
主人公ルインは、そんな稀少な「勇者」である幼馴染のクレスを筆頭にしたパーティの一員。
しかし彼は、クレスから突然に「無能は要らない」と追放されてしまいます。
その理由は、ルインが、異形の存在にして人類のもう一つの敵である「魔物」を配下に出来る「魔物使い」というジョブを持っているにもかかわらず「魔物を一匹も仲間に出来ない」という欠点をかかえていた為。
ルインはそれでも努力を重ね、スキルを使わずともパーティを陰で支える存在となっていましたが、勇者パーティの条件は「全員が冒険者ギルドによってAクラス以上の資格を与えられている」こと。
どれだけ実力があってもスキルを扱えないルインはBクラス以上にはなれず、足手まといとして見放されてしまうのでした。
失意のままにパーティを去ったルインですが、その後、あることをきっかけに古びた廃城へと足を踏み入れることになります。
そこで出逢ったのは、鎖に縛られた結晶体の内部に閉じ込められた、謎の女性。
瞬間、ルインの目の前にジョブを持つ者だけが見える女神からの言葉が文字となって浮かび上がります。
『条件を達成。【魔物使い】は【魔王使い】へとクラスチェンジしました』
魔王使いとは? と疑問を抱きながらも、彼が鎖に触れるとそれは消し飛び、女性は結晶体から解放。
目が覚めた彼女が言うには、自分は過去、勇者によって封印されていた最古にして最強の「死の魔王」サシャであるという。
ルインが驚いている間に、魔王使いであることを知ると、問答無用で襲い掛かってくるサシャ。
しかし、彼がスキルを発動すると、信じられないことにサシャを――魔王をテイム、つまりは配下にしてしまうのでした。
魔王使いとは、魔物ではなく魔王を仲間に出来るジョブ。
あっという間にルインの命令に逆らえない存在となってしまったサシャは、その屈辱に歯を噛み締めます。
サシャを含め、各地で封印されている魔王は全部で七人。
全てをテイム出来れば、それこそ世界すら手にすることが可能になる。
ですがその後、ルインはあることをきっかけに、魔族に隠された真実を知ります。
魔族は、その全てが人間に敵意を持っているわけではない――。
ならば、と彼は自らの目的を定めました。
人間と魔族、共に手を取り合って生きることも出来るはずだ、と。
自らの欲ではなく、大義の為に力を使おうと決めたルイン。
そんな彼を、かつて「人間と魔族が共存する国」を治めていたというサシャは態度を一変。
ルインを認め、協力することを誓います。
かくして魔王使いと魔王、人間と魔族の相容れないはずの二人は、相棒となって旅立ちます。
人と魔族の融和という、途方もない夢を叶える為に。
といった感じになっております!
「異種族同士の対立と共存」というテーマは以前ずっとやりたかったことでもありますので、気合入れて書かせて頂きました。
あと、威厳たっぷりだけど、どこか抜けてる魔王様とか!
勇者パーティに居たけど、ルインのことが好きで彼を追いかけてきちゃうおっぱい大きい幼馴染とか!
感情を表に出さないクール系の謎の女の子とか!
「不断の努力によって培った能力+超級能力の合わせ技」で敵を圧倒する主人公とか!!
色々いますので何卒!!
まあ、シナリオとかキャラとかが、こっちの思惑通りに読んだ方に伝わるかかどうかということに関しては!
それはもう!!
なんかこう、良い感じのアレでお願いできればと!!!!!!!!!!!!!
(都合悪い奴ほど大きい声で誤魔化そうとする)
HJ文庫さんの特設サイトで詳しい情報が掲載されていますので、そちらも是非!
立ち読みもあるよ!
宜しくお願いします!!!
買ってください!!!!!!!!!!!!!
ゲーム備忘録:真流行り神3
まいど! 空埜一樹です。
伝説の魔導王、千年後の世界で新入生になる | HJ文庫公式Webサイト
こういうの書いてるラノベ作家です。
皆さんは「都市伝説」というものを知っているでしょうか。
中々に定義の難しいものなのですが、個人的な見解を述べておくと、
「人々の間でまことしやかに囁かれる、出所不明、もしくは縁の遠い者からもたらされた噂話」というものです。
口裂け女、人面犬、ひきこさん、ジェットババア、首無しライダー、筑波大学と新宿都庁ビルは緊急時にロボットへ変形する、
なんて話を一度は耳にしたことがあると思います。
「友達の友達から聞いたんだけど」というフレーズで語られることが多いですね。
これをもってして都市伝説を「フレンドオブアフレンド(F.O.A.F)」なんて呼んだりします。
前置きが少々長くなりましたが、今回ご紹介するのはその都市伝説をモチーフにしたアドベンチャーゲーム「真 流行り神3」」です。
プレイステーション4、ニンテンドースイッチ等で発売中。
3と銘打たれていることからして分かると思いますが、本作はシリーズものです。
前提としてPS2時代に「流行り神」という作品が発売され、そこから「2,3、真、真2」と来て今回の「3」というわけですね。
考えてみれば結構歴史の長いゲームです。
概要としては、G県警(作中では誤魔化されていますが明らかに岐阜県警)へ密かに設立された「とくそう(「特殊捜査課」ではなく「特殊お客様窓口」)」に所属する主人公が、「都市伝説絡みの事件」を捜査していく、という流れになっています。
各話はオムニバスで展開され「隙間女」「悪魔の人形」「人間スープ」「両面宿儺」など、都市伝説好きであれば馴染みのあるものばかり。
で、ここからが本作の特徴となるのですが、流行り神では1から受け継がれているシステムとして「オカルトと科学、両方の視点で話を進めることが出来る」
というものがあります。
たとえば「一見すると噂に過ぎない隙間女が現実化して起こしたように見える事件」に対して「隙間女がやっていること」を前提として捜査することも出来るが「人間が隙間女がやったことに見せかけている」というように、現実に即したやり方でストーリーを追うことも出来る、という感じです。
他にもポイントを消費することで思い切った決断を選ぶことが出来る「カリッジシステム」や心理学の心得がある主人公が嘘を駆使して相手の本性を暴く「ライアーズアート」などもありますが、ぼくが本シリーズで最も重きを置いているのが、この「一つの事件を科学ルート・オカルトルートの両方で進められる」という点です。
そんなわけで当然ですが評価の軸となるのも、そのシステムが機能しているかということになってくるのですが……。
以下、ネタバレ含むので嫌な方はバック推奨です。
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ネタバレを恐れない者よ。あるいはプレイ済みの同士よ。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
そもそもとして、ぼくは流行り神2を最初にプレイして、元々都市伝説が好きだったこともありその面白さに嵌まり、遡って1をプレイ、
続編と遜色ない出来の良さに感動し大ファンになった、という経緯があります。
ただそれからも「3、真、真2」とプレイしているのですが、正直なところ、1,2と比べるに物足りなかった、という気持ちを抱かざるを得ませんでした。
1、2の頃にあった肌が粟立つような恐怖感が薄れている気がしたのです。
お話自体もギャグに走っていたり、都市伝説とは言えないのではないか、というものもあったりと、失望感を味わったことも事実。
その為、真3が発売すると知った時も不安の方が大きく、これで失敗したらどうしよう……と思いながらプレイしました。
その結果、どうだったかというと、二つのルートを大まかに分けて述べていこうと思います。
・オカルトルート
あ、ちゃんと流行り神になってる。
本作を終えて初めに抱いたのはそんな感想でした。
真2の頃から旧作の雰囲気が復活しているなとは思っていたのですが、今回は更にそちらを強化したような印象です。
特に隙間女とシークレットシナリオである「悪魔のメルヘンカルタ」はぞわぞわとした恐怖、じりじりと迫るような気持ち悪さが表現されていたと思いました。
悪魔の人形も、元の話がダジャレ落ちなので(娘が父親から人形をプレゼントされて「あ、くまの人形!」と言って終わるというどうしようもないやつ)どうなるかと
思いましたが、「人形関係の都市伝説」に広げて行ったのは良かったかな、と。
同じ意味で人間スープも「風呂に入って追い炊きした瞬間に心臓マヒを起こして亡くなった老人が、そのまま高温でゆでられ続けて肉が溶け、風呂場が
スープ状態になる」という、想像するだけで吐き気を催す話でありながらそれ以上広がりようのないものを、別の都市伝説+現代社会が抱える問題と組み合わせて
発展させるという荒業で完成していたのは面白かったです。
ただやはりなんというか、文章が簡素になっている気はしました。
何度も出してきて申し訳ないのですが、旧作1,2の方がもっとねちっこくて、ずっと背筋を冷たい指先で撫でまわされているかのような、独自の緊張感とおぞましさに特化していたような……。
これに関しては思い出補正があるかもしれないので、また今度、旧作をプレイしようとは思っています。
・科学ルート
ぼくは「怪奇現象を科学的なアプローチで解決する」という話が大好きなので、流行り神でもこちらを楽しみにしているところが大きかったのですが……。
オカルトルートの後にしたのは理由があります。
どうにも、オカルトに比べると消化不良の面が否めなかったからです。
個人的には「科学は科学できちんと解決するものの、一片、どうしてもそれだけでは納得できない物が残る」というオチになるのが良かったのですが、
(旧作1,2ではその辺りをしっかりやっていた覚えがあります)、今回は「なんとなく科学でクリアできたような感じにはなっているけど、どうもしっくりこないし、中途半端な締めになっている」ものが多かったように思えました。
この原因は、恐らくですが、流行り神というものが長期シリーズ化した結果ではないかと。
旧作1~3ではまだ「怪異なんてありえないけども、ありえないと断じるには無理のある事件が起こる」ということで、上手くオカルト・科学ルートが共存していたのですが、真2辺りからは過去の事件をきっかけに「怪異は存在する」ということが前提になってしまっているので、
科学で解決するには無理が生じてきているのだと思います。
また「怪異を人工的に生み出して利用する組織」の存在が明確化していることが、余計、それに拍車をかけている。
ただ「怪異が絡んでいると思ったら人間が起こしていたものだった」とは出来ると思うので、もし次があるのなら、そういう方向で
科学的な解決をしてもらえたらな、と思いました。
と、まあ、割と後半は批判的な感じになってしまいましたが……旧作に思い入れがあるが故にそうなってしまうのかもしれません。
本作を個別に見れば2よりもっと面白くはなっているので、この調子で次回を期待したいです。
関係ないですが、一応「美人」の類に入るとされている主人公のサキと同じ部屋に泊まっておいて、全く何も微塵として恋愛イベントを起こそうとしなかったセナくんは割に反省した方がいい……!
TRICKの山田さんと上田さんのコンビみたいな感じなんだろうなとは思うんですが。
ゲーム備忘録:モンスターハンター ストーリーズ2 ~破滅の翼~
どうも、空埜一樹です。
【新シリーズ】伝説の魔導王、千年後の世界で新入生になる 1 | HJ文庫公式Webサイト
こういうの書いてるラノベ作家です。
今回のゲーム備忘録は「モンスターハンターストーリーズ2 破滅の翼」。
カプコンさんからニンテンドースイッチ用のソフトとして発売中です。
ベースとなっているゲームは「モンスターハンター」。
世界的に人気のあるビッグタイトルなので説明不要だと思います。知らない人はググってね。
本作はモンスターハンター、略してモンハンの世界観を基に新しく構築されたRPG。
主人公はハンター、ではなくモンスターと心を通わせて絆を結び共に戦う「ライダー」と呼ばれる人。
彼は世界を滅ぼす『破滅の翼』をもつというリオレウスを目覚めさせたことにより、数奇な運命に巻き込まれていきます。
……という概要を書いたところで最初に言っておきますが、すみません。
このゲーム、プレイする前は、完全に嘗めてました。
前作が3DSで発売していたことは知っていたんですが、
「モンハンの人気にかこつけた安易なスピンオフ作品だろ? やれやれ。ぼくほど熟練のゲーマーともなるといささかも興味は惹かれませんなぁ。ドゥフフフフ」
とか気持ち悪い笑いをしながら侮ってたんです。
が、2が発売されると知って、1もそれなりに売れたのかなとレビューをチェックしたところ、予想以上に評価が高い。
「え、そんなに面白いの? やりこみもあって? まじで?」
と驚き、じゃあやってみようかとあまりに簡単にちゃぶ台をひっくり返したというわけです。自分の評価に自信のないオタクですまんな。
で、実際にプレイしたところ、作品を創られた方々へ全力で土下座する羽目になったと。まあ、こういう結果となりました。
滅茶苦茶面白かったです。上っ面だけで判断しててほんとに申し訳ない。
何事も実際に触れてないと分からないものですね。
というわけで感想です。
・シナリオ
王道路線の成長と絆の物語。
と書くと分かりやすいけど深みはないのかなと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
王道がなぜ王道と呼ばれるかと言えば、それはつまるところ「もっとも人に好まれる物語」だからなのです。
つまりしっかりとした構成を組み、手順を違えず盛り上げるところをきちんと盛り上げれば、なによりも熱いストーリーになる。
しかし、だからこそ少しでも間違えれば陳腐な物語と堕落してしまう可能性をはらんでいるわけですが、本作はそんなこともなくどこまでも真っ直ぐ面白く仕上がっています。
久々に衒いのない少年漫画的シナリオを体験できたな、と思いました。
余談ですが物語冒頭で仲間になってくれる主人公の先輩ライダーであるキャラが、大変に健康的で露出の大胆なお姉さんだったので、
「後輩として指導していくうち主人公に特別な感情を抱き性に未熟な彼を年上の魅力で導きモンスターだけでなく自分も乗りこなしてみなさいと誘惑して本筋とは違ったストーリーズを」とか梅雨の時期に常温で放っておいた牛肉並の終わった脳味噌で考えてしまいましたが、本当に余談なのでここは読み飛ばしていいです。
・システム
基本はコマンド式RPG。
最近はRPGでもアクション性を要求されたりして、コマンド式はまどるっこしいなんて意見も見かけますが、個人的には大好きなので何の問題もありません。
確かに速攻性のあるバトルシステムもそれはそれで爽快ですし時間もかかりませんが、じっくり考えながら戦略を練るやり方もそれはそれで味があります。
というよりアクション重視のRPGばかりやってきたので逆に新鮮でした。もっと増えるといいのにな。コマンド式RPG。
パーティは主人公とオトモンと呼ばれる仲間モンスターのコンビ+旅の道中で加わったゲストという感じ。
で、ここが本作のバトルシステムにおける最大の特徴であると言えるのですが、戦いは全て「相性」によって決まります。
ゲーム内において敵味方問わず攻撃は「パワー・スピード・テクニック」という三つの属性に分かれています。
加えてそれらには相性が存在し、「パワーはテクニックに勝ちテクニックはスピードに勝ちスピードはパワーに勝つ」という三すくみのような状態になっています。
ジャンケンと同じだと考えれば分かりやすいかも。
どれだけ相手より強くても、相性で負ければ受けるダメージは高く与えるダメージは低くなってしまいます。
なので、まず敵が「どんな属性でくるか?」を予想しつつ戦うことになります。
雑魚戦含めこの構図なので、いちいち考えるのが面倒だと言えば面倒なのですが、慣れると「こいつはいかにもパワー系だからスピードでいくか……いやテクニックなのかよ!?」などという予想を覆される展開があったりと割に楽しい。
特にボス戦などは一つ間違えばダメージがまるで違ってくるため、独特とした緊張が走ったりして、他に無いエンターテイメント性がありました。
とは言えずっと繰り返しではさすがにやってられねーとなってくるんですが、その辺りも新設設計で、主人公パーティと敵のレベル差が一定以上あると、一瞬で決着がつくボタンも用意されています。
ぼくは最初の時点でなるべく多くの敵を倒してレベルを上げておいたので、中盤辺りからほぼ一回戦えば後はボタン一つで楽々勝利みたいなのが続いて、そこまでダルくはなりませんでした。(どれだけレベル差があっても初めて会う敵は即時討伐は出来ない)
・装備関係
この辺りはモンハンを踏襲していて「モンスターを倒す→素材を得る→それを元に装備を造る」という過程で造っていきます。
店売りのはイマイチというか一回も買わなかったレベルなので、装備はモンスター討伐で貰うという風に思っていた方がいいですね。
とは言え、前述したようにレベル差があると戦闘は一瞬で終わらせることが出来るので、素材集めもそれほど億劫ではありません。
あまりに楽過ぎて本家でもこのシステムを導入して欲しいと本気で思いました。
宝玉を集める為に終わらない悪夢のようにネルギガンテを倒し続ける必要はない。(トラウマ)
・オトモン
もう一つ、本作の特徴と言えるのがオトモン、主人公と一緒に戦ってくれるモンスターについて。
作中で散々「オトモンとの絆が」「結ばれた友情が」などという台詞が出てくるので、たとえば女神転生のようにモンスターと交渉をして仲間にするみたいな感じかと思っていたのですが、全く違っていました。
まずモンスターの巣に忍び込んで卵盗みます。
次に盗んだ卵を孵してお供にして一緒に冒険します。
以上です。
作中何度も「絆とは」と深淵を覗き込むような気持ちになったのですが、それを言ったらポケモンだって散々ボコボコにした後でボールによって一方的に捕獲した相手を「おれ達は友達」といった体で連れて歩いているんですから、細かいこと言ったらキリありません。
あのボールには洗脳システムが組み込まれていて捕獲された時点で記憶の操作を……とかも一瞬考えてしまいますが、それ以上はやめておいた方がいい。何か偉くて大きなものが動く。
というわけで親から盗んだ子供を仲間にして一緒に冒険するという、
物語によっては後編で明らかになってキャラ同士に埋めようのない確執を生んでしまうような背景を持つシステムからは目を逸らしつつ、
オトモンにはそれぞれ遺伝子と呼ばれるものが備わっています。
ステータスとは別の特性、と言えばいいのでしょうか。回復遺伝子とか、毒攻撃遺伝子とか、そういうものですね。
これを「継承の義」と呼ばれるシステムによって、選んだモンスターに受け継がせていきます。
これがまた奥深くて、弱いモンスターでも持ってる遺伝子は強かったりするので、ある程度育てておいてそれを本枠のモンスターに継承させて……というように強化の可能性が無限に広がります。
ぼくはある程度のところでやめておきましたが、まじで極めようと思ったらそれこそ半年かそこらは遊んでいられるレベルかと。
モンスター同士はオンラインで対戦等出来るっぽいので(やってはいません)、そっち方面にのめりこむと、一本のソフトで長くプレイ出来る、良いゲームだなと思いました。
ちなみにぼくがオンラインで対戦していないのは単にネットが恐いからです。すぐ煽られたりするから。
MMOでも誰ともパーティを組まずソロでレベルカンストしてフィールドをうろついて危なそうな人を見かけたら横入りして助けて去っていくという、流浪人みたいな生活を送ってました。拙者は甘っちょろい戯言のほうが好きでござるよ。
・総論
全体を通して非常に出来の良い作品で最後まで楽しめました。
ただ気になるところがなかったかと言われると、そういうわけでもなく。
たとえばフィールドが広い割に移動スピードが遅いので、目的地へ行くまでにどうしても「無」になる時間が存在してしまうとか。
オトモンの卵を孵す時、一匹ずつ画面に表示されるので一気に画面に表示して欲しいなと思ってしまうとか。
まあそういうところはあるんですが、「このゲームやだー!!」となるほどではなかったです。
モンハンが嫌いでなく、コマンド式RPGがやりたいなと思った方には是非ともお薦めしたい一品でした。
ゲーム備忘録:SCARLET NEXUS
お久しぶりです、空埜です。
伝説の魔導王、千年後の世界で新入生になる | HJ文庫公式Webサイト
こういうの書いてるラノベ作家です。
マジに宣伝以外でブログを更新していないんですが、それでもちらほらとアクセスして下さる方がいてさすがに申し訳なくなってきたので、
たまにではありますが日記を書いていこうと思っています。
とは言えぼくの日常なんてそれこそ起伏がなさすぎて、心電図であればとっくの昔に死を意味している線を描いているので、プレイしたゲームの感想を書こうかなと。
ソーシャルにしろコンシューマにしろ、なんだかんだ、毎日のようにやっているので。
とは言え信条として批判的だったりネガティブなことはあまり書きたくないので、基本的にクリアできた、かつ楽しめたものだけご紹介しておきます。
ただ購入したまま積んでいる作品もあるので、ツィッター等で「買ったよ~」と写真をアップしたのに感想を書いていないからといって、つまらなかったわけではないということを予め告知しておきます。
また出来るだけ避けますが人によってはネタバレと感じる部分にも触れてるかもしれないので、その辺りご了承した上でお読みくださいませ。
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前置きが長くなりましたが、
第一回は「SCARLET NEXUS<スカーレット・ネクサス>」。
バンダイナムコエンタ―テイメントさんから発売されたアクションRPGで、X-BOX、PS4、PS5、PC等で展開中です。
ぼくがプレイしたのはPS5版。
その為、アクションのボタン配置とかもそれ基準になっています。
・概要
舞台は、「『脳』力」と呼ばれる、脳を起因とした力を大半の人間が使うことの出来る世界。
西暦的には2020年らしいのですが、脳をインターフェースとしたネット社会が構築されていて、街中の至るところに立体的ビジョンが浮かんでいたりと近未来的。
他にも「ブレイン・トーク」という、端末を介さずにメッセージのやり取りが出来るアプリがあったり、
「視認することで不快な感情を想起させるもの(たとえばグロ死体とか)」には視界上でモザイクがかかっていたりと、
人間の脳味噌に直接介入できるシステムが存在してるが故の社会構造が面白いです。
またこの世界(地球)は「断絶の帯」と呼ばれる特殊フィールドによって覆われており、そこから不定期に「怪異」と総称される化け物が降ってきます。
その為に天気予報ならぬ「怪異予報」というニュースがあり、「今日は数パーセントの確率で化け物が落ちて来るよ」とか教えてくれたりします。
冷静に考えると無茶苦茶恐いな。現実で「今日は三パーセントの確率でバハムート降るぞ」とか言われたら外出歩けない。
その怪異を倒すのが、「超『脳』力」という特殊能力を使う人達。
要はこちらの世界で言うところの超能力で、保持者は、
「念力」「発火」「高速移動」「発電」「硬化」などの効果を発揮することが出来ます。
彼らは「怪伐軍」という軍に所属し、国民からは敬意を込めて「緋色の守護者<スカーレット・ネクサス>」と呼ばれています。
主人公は二人。
怪伐軍に「志願」して兵士となった青年ユイト=スメラギ。
怪伐軍に「スカウト」されて兵士となった少女カサネ=ランドール
プレイヤーは最初にどちらかを主に操るかを決めて、物語を始めます。
シナリオの流れは共通しているのですが、二人はそれぞれ別の目的をもって物語を進めていくので、その主人公でしか体験できないイベントが多く展開されていきます。
二人通して初めて話の全容が見えてくる、という感じ。
・シナリオ
青少年を主人公に進めていくという意味で、ラインとしては非常に王道的。
その一方、展開としては割にシビアなものも多く、日本に似ているようで確実に違う国家構造というものが強く関わってきます。
この辺は嗜好にもよりますが、ぼくとしてはとても好み。
ただ気になるところとして、主人公を始めとした他のキャラの掘り下げがもう少し欲しかったかなという印象。
恐らくは主人公達が私的に抱える問題がメインストーリーその物にそれほど関わってこない為、どうしても浅いように感じてしまうのではないかと。
「絆エピソード」という、要は個別イベントみたいなものがそれぞれに用意されてはいるんですが、ソーシャルゲーム等で言うところの「キャラストーリー」と同じで外伝的エピソードになってしまうのは否めない。
そのせいか各キャラが魅力的ではあるもののどこか既存的なイメージから抜け出せてなかったように思います。
キャラクターが多い分、仕方のないところはあるんですが、因縁めいた相手との対決とか、過去との対峙などをメインに盛り込んで欲しかったなーと。
特にユイト編における「ナギ」に関しては彼との交流や固有シナリオが欲しい。
展開が良かっただけに余計そういう感想を抱きました。
が、ここまで書いておいてなんですが、これはぼくの年齢的な問題もあるのかもしれません。
と言うのも三十代も半ばを過ぎると様々な作品に触れてきていて、ある程度、自分の中に「キャラのパターン」「シナリオ展開のパターン」というものが自然と蓄積されているわけです。
それだけに「どこかで見たな」と感じることが多くなっており、その分、新鮮味も薄くなってしまうと。
本題からはズレてしまうんで興味ない人は読み飛ばしてもらって構わないんですが、作家、特に若い人をターゲッティングしているラノベ書きには、この辺の意識、気を付けないと大変なことになるんですね。
ぼくにとっては既知のものであったとしても、読者さんにとっては初めて、あるいはまだ欲している要素かもしれない。
だから「何度もやられてきたことだからもうやらんでいいだろう」とか「こういうキャラは過去に一杯いたし飽きられてるよな」とか思って「わざと外して」書いてしまうと、逆にまるで興味をもたれなくなってしまうこともあります。
それを踏まえてみると、十代、二十代の方にはぼくの抱いた感想がまるで当てはまらない可能性もあります。
そういった人達にはおっさんの戯言だと思って流して下さい。
・システム
アクションの基本は「通常攻撃・強攻撃・超脳力攻撃」です。
主人公の超脳力は「念力」なんですが、R2ボタンを押すと念力によって近くにある物体(瓦礫とか車とか)を引き寄せて敵にぶつけることが出来ます。
ダメージとしてはこれが一番デカいんですが、超脳力ゲージみたいなものがあって、連続して使ってるとどんどん減ってしまい、
最終的には0になって発動しなくなってしまう。
□(通常攻撃)や△(強攻撃)を使うとゲージが回復する効果があって、後者の量が一番多い。でも強攻撃はコンボ出来ないので、自然と「□・□・□・△・R2」みたいな流れが出来上がります。
スキルツリーによってコンボの数が増えたり超脳力ゲージが増えたりするので、その都度、便利になっていく感じ。
またメインストーリーを進めていくと「SAS」という機能を使えるようになります。
ざっくり言うと二人まで組める仲間の超脳力を主人公が使えるようになるというものなんですが、これが解放されるとアクションが格段に楽しくなる。
たとえば「瞬間移動」を発動すると、回避用のボタン(○)で文字通り瞬間的に別の場所に転移するだけでなく、敵への距離を自動的に0に出来ます。
「瞬間移動で敵に接近+コンボで攻撃+相手が反撃してくる前に再び瞬間移動で離れる」とかが出来て非常に気持ち良い。
気分はサイヤ人。
他にも素早く動く敵や短い間だけ弱点をさらけだすボスには「高速移動」で時間を遅延させてボコボコにしたり、「透明化」して背後から近づき強烈な一撃を与えるなど、一気に技のバリエーションが豊かになってきます。
またスキルの進化で同時に二つ使えるようになるので、「高速移動と発火で一瞬にして周囲の敵を燃やし尽くす」とか「瞬間移動で隙を見せずに攻撃し、最後に念力の重ねがけで周囲の物体を一気に集めて止めを刺す」とか出来ます。無双。
最初はとっつきにくいと感じるものの、慣れると爽快で、アクションの新しい形を見た感じですね。
ただしこれらを使えるようになるのはある程度のストーリーを進めてからになるので、最初の内は微妙にもっさりしたアクションになってしまいます。
その時点で投げちゃう人がいるのでは、という懸念はあり。
「え、このゲーム大丈夫か」と思う人はとりあえずSASを使えるところまで進めてみて下さい。それくらい次元が違ってくる。
まあ、100点かと言われるとそうでもなく、当たり判定が微妙に雑いので接近して攻撃したのにヒットしないとか、雑魚でもダメージがデカい上、たまに回避不可能なレベルで攻撃を叩きこんでくるので気付いたら死んでる時があるとか、理不尽さを感じることはあったんですが、「もうやめる!」というレベルではなかったです。ぼくは。
正直、女神転生で
「敵からバックアタック喰らって弱点つかれまくり、呼吸一つする間にゲームオーバーになる。しかもリトライなし」
とか経験してると些細な問題に見えてくる。(訓練されたデビルサマナー)
詳細は避けますが、ラストでこのSASシステムを使った展開が用意されていまして、それは本当に無茶苦テンションが上がりました。
物語全体のテーマとしても合致してますし、あのイベントとしては文句なしに満点。
ぼくがゲーム上のシステムをシナリオ上の盛り上がりに使うのに弱いというのもありますが。
マザー2の「いのる」やペルソナの「うわさシステム」「コミュ」とか。アンダーテイルも良かったですね。
直近だとニーアオートマタとか、ブレスオブファイア5のⅮシステムも良かったし幻想水滸伝1の仲間を全員集めると起こるイベントとか……SFCの「スレイヤーズ」で主人公リナのレベルが1から始まるのを、RPGのお決まりシステムだと思わせておいて
実は、みたいなのも好きです。キリないのでこの辺りでやめておきますが。
後は「脳内空間<ブレインフィールド>」というものものあって、分かりやすい形で説明すると「プレイヤーだけ何でもありの空間を造り出して相手をフルボッコに出来る。慈悲はない」というものです。
ただし制限時間があって、それを過ぎると容赦なくゲームオーバー。回復する手段もない。まさに諸刃の剣です。
とは言えスキルツリーの進化やらで仲間が時間制限を伸ばしてくれたりもするので、まあ、そこまで気になるところでもないかも。
・総論
最初に書いた通り、記事にしたということはなんだかんだ最後まで楽しんでクリアできました。
なんか新しいアクションやりたいなと思った人にはお勧めです。
とはいうものの、個人的には諸々含めてもう後何歩か、造り込んで欲しかったなという感じですね。
アクションはそれほど不満はなかったんですが、キャラの掘り下げもそうですし、遊び要素も少なかったのがちょっと残念。
サブクエストはあるものの、「あの敵を倒して」とか「あれを集めて」ばかりなので、楽しさという点に関してはあまりない。
まあ、これに関しては直前にやってたのが龍が如くスタジオの「ジャッジアイズ」だったというのがデカい気がしますが……。サブクエスト豊富過ぎて「何の為にこの街に居るんだっけ」と己を見失うゲームと同じにしてはいけない。
次作がもしあるのなら、横道に反れたくなるようなミニゲームとかサブストーリーとかあるといいなぁと思いました。
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以上、こんな感じで思い出したように書いていくと思います。
宜しくお願いします。
あ、改めまして、HJ文庫から
「伝説の魔導王、千年後の世界で新入生になる~零からやり直す学園無双~」
が発売中です。
宜しければ買って下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!
新作発売:ちょっぴりヤバめな秘密のある女の子が恋人ってどうですか?
なんと二連続更新! 快挙!!
まあ、間が空くとまたサボるだろうという完璧なる自己分析に依るものでしかないですが。
なぜここまでブログを書かないのかと自問してみるに、恐らくぼくの中の「書きたい欲」は仕事で全て発散されてしまっているからだと思います。
有難いことに定期的な執筆のお仕事を頂けるので、そっちに注力してしまって、終わってしまうと気の抜けた風船のようになり、ただ「美少女の膝で寝たい。
そのままゆっくりと朽ちて土に返りその養分で咲かせた木の影で美少女にひと時の癒しを与えたい」と考えるだけの人間になってしまうので、ブログまで
気が回らないのです。だからこれは致し方ないことなのです。電なのです。
とはいえそれが更新しない理由になるかと言われれば裁判でも絶対にならないと即時裁決が出てしまうでしょうから、新作の宣伝をさせて頂きます。
「ちょっぴりヤバめな秘密をもってる女の子が恋人ってどうですか?」
http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/898.html
HJ文庫から3月1日に発売予定です。
もう一度、念を押しますが、HJ文庫から3月1日に発売予定です。
良いですか、覚えましたね。先生、同じことを三度も四度も言うのが急いでいる時に入ったコンビニで
前に公共料金をゆっくり払う人が居ることくらい嫌いなので、しっかり記憶して下さいね。あれほど「詰んだ」と思う瞬間はありません。
自身の秘密を目撃された上、撮影までされてしまった主人公、天宮月斗(あまみや つきと)。
彼はあるヒントから生徒会に目撃者が居ると睨み、運良く生徒会長であり義姉でもある天宮凛華(あまみや りんか)の計らいにより役員として
所属することに成功する。
しかしツキトは目撃者を探す過程で、生徒会役員である美少女達の秘密を次々と知ることになってしまう。
更に唯一秘密を共有する人間になったことで、彼女達と密接に関わることに。
詩田サクラ(しだ さくら)、蘭堂静奈(らんどう せいな)、姫白香雪(ひめしろ こゆき)。
決して表に出せない隠し事を抱える美少女達は、それを知るツキトにだけ誰にも見せない顔を覗かせ始め……。
という内容の「秘密」をテーマにしたハラハラドキドキのラブコメ物となっています。
ぼくはクールな女の子がペットの前ではメロメロになるとか、厳然とした女の子が実はお化けが恐いとか、ツンツンしてるけど実は主人公のことが超好きだとか、
そういう「ギャップ萌え」を愛して止まないという重い病を抱えておりまして。
ならそれを前面に出せば面白いんじゃね、きっと同士はいるはずじゃね、いや、いる、いるに決まってるじゃんよ!
という感じでこのお話を書きました。
ツィッターのアカウントではもうバレているので言ってしまいますが、ヒロイン達の秘密はそれぞれ、
詩田サクラ→学園のアイドル→主人公のガチスト―カー
蘭堂静奈→厳格な風紀委員→美少女同士のイチャイチャを撮影して興奮する性癖をもつ
姫白香雪→幻想的な雰囲気をもつクールな後輩→露出狂
となっています。変態ばっかりやないかい。
タイトルに「ちょっぴり」と入っていますが、果たして本当にこの秘密がちょっぴりヤバめなのかどうなのか、
それは皆が実際に読んで確かめて欲しい!!(ファミコン時代の攻略本)
現代ラブコメを書くのは実に9年ぶりなので、大丈夫かなと不安になったのですが、いざ書き始めると別にあまり問題はなかったです。
久し振りにドタバタ中心のお話だったので、懐かしい気がしつつも楽しく書き上げることが出来ました。
話だけでもアレですがここにマッパニナッタ様の魅力的なイラストが加わったことで、より素晴らしく、エロく、ヤバイ感じに仕上がったと思います。
本当にありがとうございます!
というわけで秘密がバレる、バレない!? のドキドキとラブコメを楽しみたい方は是非ともご購入、宜しくお願いします!
最後にもう一度、参考URLを貼っておきますので、内容をご確認くださいませ。
http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/898.html
そして買って下さい!!!!!!(書店予約もやってます)