空ノページ

ライトノベルを中心に活動中の作家、空埜一樹のブログです

新作発売:英雄世界の英雄譚<オリジナル>(DX文庫)

http://dash.shueisha.co.jp/release/index#978-4-08-631200-4

DX文庫より8月25日に、
「英雄世界の英雄譚<オリジナル>」
が発売します!
宜しくお願い致します!!

 

そろそろ宣伝もしていかないとね、このブログが変なコラムを書いてるだけの謎の代物と認識されても困るわけでね。
というわけで新作です。

内容的には「白銀の英雄」と呼ばれる伝説の英雄であり、同時に最強の魔法使いでもある人物に憧れを抱く主人公グレンが、ふとしたきっかけで彼の生きる時代に転移してしまうというところから始まります。
そこで出会ったのが、後の世で「聖女」と呼ばれ、100年後にグレンが住んでいる王国「聖リディア」を創り上げた初代女王リディア、その人だったわけです。
が、リディアはグレンの時代で聞いていたイメージとちょっと違うようで……? あとリディアと共に居たはずの白銀の英雄がおらへんのやけど……? みたいな感じで、色々あって彼女と行動することになります。

グレンのいる時代では誰でも使える、森羅万象を操る「魔法」という便利な術。
しかし、100年前は一部の人間だけが持つもので、彼ら、魔法使いは特権階級的な扱いを受けていました。
なので、魔法を使えないやつ=ゴミみたいな構図であり、一般人は酷い扱いの連続。
それをなんとかしようぜ、やってやんよ、ワイ、やってやるからよ! と立ち上がったのがリディア。
彼女は解放軍を名乗り、多くの人達を率いて、打倒非魔法使い差別社会を掲げて動いてます。
で、主人公グレンもまた、その渦中に巻き込まれるわけですが。

ぶっちゃけ、グレンの魔力、つまり魔法を使うために必要なパワーは最低中の最低中の最低。
どれだけ低いかというと、未来で兵力として国に採用された魔法使いへ、強さ別に与えられる階級が、彼には無し。一番下のものさえ相応しくないとされているわけです。笑える。
おまけに彼は周囲から無印と蔑まれ、馬鹿にされていたりもするのです。本当にかわいそう。

そんなグレンの運命や、いかに!
白銀の英雄と同じ髪の色を持つというだけで、他はまるで違う無力な彼は、リディアと共に活躍できるのか!?

……みたいな流れになっておりますので、是非とも興味を持たれた方はご購入下されば幸いです。
興味なくても買ってくれればそれはそれで幸いです。読めば興味が出てくるかも! しれない!

 

ちなみにこの話を思いついたきっかけは「映画ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ」を見直していた時なのですが、知ってる人がどれだけいるのか全くの不明なので、あとがきはおろか担当編集さんにも言ってません。
でも面白いからそっちも観てね。本編とは全く毛ほども関係ないけど。


http://dash.shueisha.co.jp/release/index#978-4-08-631200-4

というわけでDX文庫より8月25日発売、
「英雄世界の英雄譚<オリジナル>」
改めて宜しくお願い致します!!